緑区は横浜市の北西部に位置するエリアで、中央を鶴見川が流れており、その流域に沿って東西に長いエリアとなっています。1969年(昭和44年)に港北区より分区して誕生しました。その後、北部が都筑区、青葉区に分区して現在のエリアとなっています。 江戸時代までは農業地帯で、また長津田周辺は旧大山街道の宿場町として栄えていました。その後、明治時代になると養蚕が盛んになり、1908年(明治41年)に生糸を運ぶための輸送路として、現在のJR横浜線が開通。開通と同時に開業した中山駅と長津田駅は、現在も緑区の主要拠点の一つになっています。また、農業地帯であった名残もあってか、横浜市内でも珍しい広大な農業地帯が広がり、稲作や梨生産が盛んです。 その名の通り、今も自然環境が豊かに残されたエリアとなっております。
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